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 米Agilent Technologies Inc.は,RFID変調解析ソフトウエア「Agilent 89601AオプションBHC」を発売した(発表資料日本語)。同社のベクトル変調解析ソフトウエア「Agilent 89600」向けで,EPCglobal Class-1 Generation-2(EPC Gen2)準拠のUHF信号について物理層の構造を解析する。これ以外の規格にも設定により対応する。さまざまな測定器をフロントエンドとして使用したり,ADSやSimulinkなどのシミュレーション・ソフトウエアを併用することなどによって,ベースバンドからアナログのどこでも,デジタルおよびアナログの両方から測定できる。

 日本の電波法では,特に900MHz帯のリーダー/ライター測定において,高いダイナミック・レンジを持つスペクトラム・アナライザを要求している。従来のRFID測定では,測定器のダイナミック・レンジが足りなかったり,掃引スペクトラム解析機能がなかったりといった理由から,変調解析と技術適合試験用とに別々の機器を使用しなければならないことが多かったという。Agilent社は,最大26.5GHzの掃引スペクトラム解析と25MHzのFFT(変調解析帯域幅)解析を1台で行える「Agilent MXA」シリーズを展開している。MXAシリーズのWindows XP環境で89601Aを動作させれば,RFID変調解析と電波法規定の技術適合試験に必要な測定を1台で行えると説明する。

 89601Aでは,LMDS,IEEE 802.11a/b/gや802.11n-HTなどの無線LAN,Bluetooth,Certificated Wireless USB向けのMB-OFDM UWB,WiMAX,第3世代携帯電話などに向けた障害解析ツールを用意している。89601A-BHCの価格は86万4450円。なお別途,118万円の「Agilent 89601A-200/300」が必要となる。

RFID特有の測定機能と,ユーザー選択による最大6画面までの同時表示
RFID特有の測定機能と,ユーザー選択による最大6画面までの同時表示
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