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 日本ビクターは,2006年11月に製造した26型液晶テレビ「LT-26LC80」の一部に異臭・発煙の恐れがあるとして,計654台の無償修理・点検を行う(ニュース・リリース)。

 不具合の原因は,電源基板にコイルを実装する工程で,あるロットにおいて指定品と異なるコイルを取り付けてしまったこと。このコイルが,液晶テレビの電源を投入した後に高温を発し,まれに樹脂部から異臭や煙を発生させるという。「検証実験で,発火するほどには高温にならないことを確認している」(日本ビクター 広報部)。問題の電源基板の実装工程は,外部の企業に委託していたもの。コイルの取り違えが発生した原因については,日本ビクターは明らかにしていない。

 今回の不具合が見つかったきっかけは,2007年1月末にユーザー宅で発煙事故が起きたことである。同社はこの事故を受け,発煙したコイルの在庫履歴を調査した。この結果,2006年11月に製造した1ロット654台の液晶テレビのうち,78台に指定品と異なるコイルを使っていたことが判明した。