PR

 富士通は,微弱電波を利用し,ワンセグ方式によるコンテンツ配信を行うシステム「スポットキャスト」を開発した(発表資料)。「ワンセグ=放送」という観点を見直し,スポット・エリアごとに異なるコンテンツを配信することに着眼したもの。ワンセグ放送との混信を避けるために地域ごとに異なる空きチャネルを使う。

 同社は,携帯機器向けの地上デジタル放送用チューナーLSI技術,H.264圧縮技術,映像送信装置の小型化技術を有しており,これらの強みを集結することで,今回の技術を実現したという。スポットキャストのコンセプトは下図の通り。

 このシステムでは,例えば多店舗展開しているコンビニやファミリー・レストラン,自動車のディーラーなどが,各地域や店舗に適したコンテンツを配信するといった使い方を想定している。今後,こうした用途を顧客に提案すると共に,自社のサービスや他社との連携ビジネスにも生かしていく考え。

 なお,同社はこのシステムを,2007年3月6日~9日まで東京ビッグサイトで開催されている「RETAILTECH JAPAN 2007(第23回 流通情報システム総合展)」で参考出展している。

「スポットキャスト」の概念図
「スポットキャスト」の概念図
[画像のクリックで拡大表示]