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内側の光源により光らせた場合(ボードの右側)
内側の光源により光らせた場合(ボードの右側)
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外光(カメラのフラッシュ)により光らせた場合
外光(カメラのフラッシュ)により光らせた場合
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看板向けボードのしくみ
看板向けボードのしくみ
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 住友スリーエムは,光の反射と透過を両立するシートを使用した看板向けボードを,2007年3月6~9日に東京ビッグサイトで開催中の「建築・建材展2007」に参考出展した。看板の内側に光源を設ける場合は光の透過を利用して,看板の外側から光を当てる場合には光の反射を利用して,看板を光らせることができる。

 このボードはアクリル板,光の反射と透過を両立させる「特殊内照反射シート」,看板の内容を印刷したフィルムの3層からなる。特殊内照反射シートは,同社が高速道路などの道路標識用に使っている反射シートを発展させたもの。従来の道路標識用の反射シートは光を透過しないが,今回は独自の技術を用いてシートの構造などを変化させ,反射と透過の性能を両立した。道路標識用のシートと同じく,ヘッドライトなどの外光が当ったときには光源の方向へ向けて反射する機能を持つ。このため,外側から光が当たる場合では,看板の内側に入れた光源が弱くても看板の内容を目立たせることができるという。また,「光が透過することによって,反射の性能が従来の反射シートに比べて落ちるといったこともない」(住友スリーエムの説明員)と主張する。

 用途については,「今回は市場調査を兼ねて参考出展した。道路標識用の反射シートから用途を広げ,ガソリン・スタンドの看板や公共のサイン・ボードなどの用途に使えないかと考えている」(住友スリーエムの説明員)と話した。