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図1 E-CORE
図1 E-CORE
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図2 E-COREの特徴
図2 E-COREの特徴
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 東芝ライテックは,光源の発光効率や電源での電力変換効率,器具内での光の損失などすべて考慮した器具全体の発光効率が50lm/Wに達する白色発光ダイオード(LED)搭載の照明器具「E-CORE」を「ライティングフェア 2007」に出展した。白色LED搭載の照明器具としては,器具全体の発光効率が業界最高と主張する。光束は265lm。同社によれば,40Wの白熱電球と同じ明るさでありながら,電気代を1/7に減らせるとする。輝度寿命(光束が初期値の70%に低下するまでの時間)は4万時間である。2007年7月1日に発売する予定。E-COREの希望小売価格は,税込みで2万790円である。白熱電球を使う照明器具に比べ,価格差は3.2倍に収まった。

 今回の白色LED照明器具は,日亜化学工業製の白色LEDを使う。これに東芝ライテックの放熱技術や回路技術,光学技術を組み合わせることで,電源での電力損失や器具内での光の損失などを減らし,放熱技術によって白色LEDの過熱を抑えることで光源の発光効率の低下をできるだけ抑えたとする。

 E-COREの狙いは,白熱電球を使う照明器具の代替である。そのため器具の高さを80mmと,40Wクラスの白熱電球を使う照明器具と同等にした。こうすることで照明器具を設置時に,白熱電球を使う照明器具と同じように取り扱えるとする。なお,今回のLED照明器具は直径が86mmであり,直径が145mm程度あった白熱電球を使う照明器具に比べて小さい。

 E-COREは,温暖化ガスの排出量の削減目標を掲げた京都議定書を達成するために,日本が掲げる目標達成計画の一部要求値を満たすという。目標達成計画では,LED照明を使うことによる電力削減が見込めるようになるには,LED照明器具のエネルギー消費量が白熱電球の1/5以下,価格差は3.8倍以内という記述があるからである。

    【ライティング・フェア2007の記事】
  1. 東芝ライテック,QFHDの業務用液晶ディスプレイの受注を4月に開始
  2. 東芝ライテック,発光効率50lm/Wの白色LED照明器具を発表,「京都議定書の目標をクリア」
  3. 日亜化学,150mA投入時に発光効率100lm/Wの白色LEDを公開
  4. コイズミ照明,平均演色評価数95に達する白色LED照明器具を開発
  5. シチズン電子,2W投入時に100lm/Wを達成する白色LEDを出展
  6. 「電球形蛍光灯の需要はさらに伸びる」,松下電器が寿命1万時間と長い製品の品種を拡充
  7. 松下電工,白色LED照明を使って店舗や屋外,リビングを演出
  8. 松下電器,演色性を高めた白色LEDなどをずらりと展示
  9. ジェネライツ,透明電極にZnOを利用した青色LEDチップを展示
  10. Seoul Semiconductor社,交流駆動する白色LEDを拡充
  11. アバゴ・テクノロジーが投入電力3Wの白色LEDを出展