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図1 左側が20mA投入時に100lm/Wの品種,右側が150mA投入時に100lm/Wの品種
図1 左側が20mA投入時に100lm/Wの品種,右側が150mA投入時に100lm/Wの品種
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 日亜化学工業は,150mA投入時の発光効率が100lm/Wの高出力白色発光ダイオード(LED)「NS6W083A」を開発し,「ライティングフェア 2007」で公開した。現在,試作を始めており,「遅くとも2007年夏ころまでには量産に移行できるだろう」(同社の説明員)。同社は20mA投入時の発光効率が100lm/Wの製品を発表済み。150mA投入品で100lm/Wの品種を公開するのは今回が初めて。パッケージは表面実装型で,外形寸法は6.5mm×5.0mm×1.35mmである。

 今回の白色LEDは,色温度が5500K。300mA投入時は順方向電圧が3.8V,光束が80lmなので,発光効率は約70lm/Wである。このほか,色温度3800Kの電球色品も用意する。この場合,150mA投入時の光束は39lm,300mA投入時は70lm。

 白色光は,青色LEDチップの青色光と,一部の青色光を黄色蛍光体材料で波長変換した黄色光を混ぜることで得たもの。投入電流を増やすために,今回の白色LEDは青色LEDチップを6個搭載した。青色LEDチップは,「携帯電話機のバックライト光源に使うような小型品」(日亜化学工業の説明員)である。投入電流を増やして明るさを高める手法としては,大型LEDチップを1個実装する場合と,小型LEDチップを多数実装する場合がある。前者はパッケージにLEDチップを実装する工程が簡便という利点がある反面,大型LEDチップの発光効率がまだまだ低いという問題がある。後者は,実装点数が増えるものの,発光効率が高い小型LEDチップを使える利点がある。

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