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図1 色温度2800Kの白色LED照明器具で照らした場合。写真上部の銀色の部分が白色LED照明器具
図1 色温度2800Kの白色LED照明器具で照らした場合。写真上部の銀色の部分が白色LED照明器具
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図2 色温度5000Kの白色LED照明器具で照らした場合。写真上部の銀色の部分が白色LED照明器具
図2 色温度5000Kの白色LED照明器具で照らした場合。写真上部の銀色の部分が白色LED照明器具
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 コイズミ照明は,平均演色評価数が95と高い白色発光ダイオード(LED)を搭載した照明器具を開発し,東京ビッグサイトで開催中の「ライティングフェア 2007」に出展した。2007年秋ころに発売する予定である。同社ブースでは色温度5000Kの一般的な白色光を発する器具と,同2800Kの電球色の白色光を発する器具を展示した。いずれも平均演色評価数は95,発光効率は45lm/W(1.1W投入時)である。一般に,色温度を2800K程度にすると発光効率は「30%近く低下する」(同社の説明員)という問題がある。しかし,今回の白色LEDを使うと色温度を下げても発光効率は変化しない。

 今回の照明器具に搭載した白色LEDは,山口大学 大学院 理工学研究科 教授の田口常正氏と共同開発したもの。発光波長が405nmの近紫外LEDチップ上に赤色(R),緑色(G),青色(B)の蛍光体材料を塗布した。コイズミ照明によれば,色温度を変化させても発光効率が維持される特徴は,近紫外LEDチップとRGB蛍光体材料を組み合わせたことに起因する説明する。近紫外LEDチップは社外から調達した。

 白色LEDは,直径8mmのパッケージ内に小型の近紫外LEDチップを8個搭載したもの。パッケージ内に実装するチップ数を増やすほど光束は増えるが,直径8mmというパッケージの大きさを維持しようとすると発光効率が落ちてしまう。パッケージ外に光を取り出しにくくなるからである。1パッケージから得られる光束と発光効率を考慮し,実装するチップ数を8個にした。今後も白色LEDに改良を加え,「小型蛍光灯の発光効率である60lm/Wを目指す」(コイズミ照明)という。

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