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図1 白色LED「LUGA」。左側にあるのが電極。
図1 白色LED「LUGA」。左側にあるのが電極。
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図2 参考出展されている高演色品
図2 参考出展されている高演色品
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図3 「温白タイプ」と「昼白タイプ」の特性
図3 「温白タイプ」と「昼白タイプ」の特性
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図4 蛍光体の塗布の様子
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図5 フリップチップ実装の様子
図5 フリップチップ実装の様子
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 松下電器産業は,2007年3月1日からサンプル出荷を開始した白色発光ダイオード(LED)「LUGA」を出展した(図1)(発表資料)。会場では「LUGA」のほか,「LUGA」シリーズの試作品と位置付ける演色性を高めた品種を数多く出品した(図2)。

 展示した試作品は,平均演色評価数が90で,色温度が3000K,4200K,5000K,6700Kの品種である。現在LUGAが用意する品種は,平均演色評価数が84の「温白タイプ」と同67の「昼白タイプ」であり,平均演色評価数が90の品種はまだない(図3)。「平均演色評価数が84程度あれば通常の照明用途には十分だが,美術館などでは90以上が求められる場合がある」(説明員)という。また技術力を訴求するためにも演色性を高めた品種を試作したとする。

 LUGAの現行製品では,温白タイプに黄色の蛍光体材料,昼白タイプに赤色と緑色の蛍光体材料を利用する。樹脂に蛍光体材料が均一に混ざるようにしたことや,蛍光体材料を混ぜ込んだ樹脂を青色LEDチップに塗布する技術を高めたことで,色温度のバラつきを軽減したり,演色性を高めたりしている(図4)。

GaN基板品を採用


 LUGAはGaN基板を利用した青色LEDチップと蛍光体を組み合わせたもの(Tech-On!関連記事)。発光効率が高い,サージに強い,熱伝導率が高いなどの理由からこのチップを採用したという。

 さらに,フリップチップ実装を採用することで光束を高めた。ワイヤ・ボンディングを使う場合に比べて青色LEDチップを高密度に実装できるためだという(図5)。この工夫によって,全光束が400lmの品種が可能になったと説明する。

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