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人間の目で見ると,映像が浮かんでいるように見える。
人間の目で見ると,映像が浮かんでいるように見える。
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中央部分のパターンは額縁部分より小さい。
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 電子機器用フィルムの製造などを手掛けるきもとは,投影画像が立体的に見え,かつタッチ・パネル機能を備えた背面投射型プロジェクター向けパネルを,2007年3月6~9日に東京ビッグサイトで開催中の「JAPAN SHOP 2007」に参考出展した。投射映像が3次元空間に浮かんでいるように見え,パネルの表面に触れると映像が動くなどの動作を示す。主に店頭ディスプレイなどの用途に向ける。

 このパネルは,同社が開発したプロジェクターの投影映像を立体視させる「ディラッド 空間パネル」にタッチ・パネル機能を追加したもの。ディラッド 空間パネルは,微小なレンズの並んだシートの層,全面にパターンを印刷したアクリル板の層,背面投射型プロジェクター向けスクリーンの層からなる。アクリル板に印刷したパターンは,中央部分と額縁部分で異なり,中央部分の方が額縁部分より細かいパターンとなっている。「このパターンを表面のレンズ層を通して見ると,額縁部分はパネル面より飛び出して,中央部分は奥まって見える。プロジェクターから投射された映像は,飛び出した額縁部分と奥まった中央部分の間に浮かんでいるように見える」(きもとの説明員)という。パネル前面の180度どこからでも,立体的に見ることが可能。

 タッチ・パネル機能には赤外線を利用する。POSシステムなどを連動させれば,店舗の注文などをこのパネルから処理することもできる。展示していたパネルの画面寸法は40型。参考価格は30万円程度という。