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 米OmniVision Technologies, Inc.は,ダイナミック・レンジがカラーでもモノクロでも最大110dBと高いCMOSイメージ・センサ「OV10620」を発売した(発表資料のPDF)。画素サイズは6μm角で,1/3型のWVGA(768×492画素)品と1/4型のVGA(640×480画素)品を用意する。同社は,これまでにも「CameraChip」シリーズとして,解像度がVGA以上のCMOSセンサを展開しているが,高ダイナミック・レンジ(HDR)品の製品化は初。これをもって,自動車やセキュリティ機器などに向けたHDR品の市場に参入するとしている。

 OV10620の特徴は,明るさの状態に反応し,HDRモードとHDRではないモードとを自動で切り替えること。

 車載用途としては,後方支援やリアビュー用カメラ,車線離脱警告および誘導システム,死角検知システム,ヘッドライトの自動調光などを想定している。それ以外では,監視カメラやIPカメラなどの用途を見込んでいる。

 フレーム・レートは,最大解像度で30fps,QVGA(320×240画素)で60fps。YUVまたはRGBのデータを出力する。動作温度範囲は-40~+105℃。パッケージは,QFP,CLCC,CSPを用意した。現在,サンプルと評価ボードを供給中。量産は,2007年第3四半期に開始する予定である。