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 米Wind River Systems, Inc.の日本法人であるウインドリバーは2007年3月8日,同社の統合開発環境「Wind River Workbench」とLinux「Wind River Linux」がNECエレクトロニクスの組み込みシステム開発基盤「platformOViA」に対応したことを発表した。

 platformOViAは,(1)ASSPタイプのSoC,(2)デバイス・ドライバ・ソフトウエアやOS,マルチメディア処理フレームワークなどのソフトウエア,(3)用途ごとのミドルウエアから成り,機器メーカーにおける組み込みソフトウエア開発の負担を軽減することを狙ったもので,携帯電話機および携帯機器,デジタルAV機器,車載情報システムの3分野に向ける(Tech-On!の関連記事1)。今回Wind River社のツールが対応したのは3分野のうち携帯機器向けプラットフォームである。

 NECエレクトロニクスが携帯機器向けのミドルウエアを開発する協力企業に向けて2006年に提供し始めた開発キットは,米MontaVista Software, Inc.の携帯機器向けLinux「Mobilinux」を含んでいた(Tech-On!の関連記事2)。Mobilinuxに加えて,Wind River社の開発環境とLinuxを利用可能にすることで,顧客となる機器メーカーの選択肢を広げる狙いがあるとみられる。