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キャラクタがスカイダイビングをすると扇風機が動き出す
キャラクタがスカイダイビングをすると扇風機が動き出す
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ゲームに合わせて照明の色や明るさが変化
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 「Game Developers Conference 2007」(GDC)で,オランダRoyal Philips Electronics社は自社が開発した「amBX」と呼ぶ技術を使い,米Linden Research, Inc.が運営する3次元グラフィックスを使った仮想世界サービス「Second Life」と連携した体感技術を開発すると発表した(発表資料)。amBXはゲームの進行に応じて,ユーザーがいる部屋の照明を調整したり,扇風機などを制御したりするためのソフトウエア・プラットフォームである(Tech-On!関連記事)。amBX技術とSecond Lifeを結びつけることで,例えば,Second Life内のキャラクタがスカイダイビングを楽しむと,パソコンに接続した扇風機が動いてユーザーに風を吹き付ける,といった効果を実現できる。

 Second LifeとamBX技術を連携させするため,まず,英Rivers Run Red社がPhilips社からamBXの技術をライセンスして,シーンに応じて,パソコンにつないだ周辺機器を動かすSecond Life内の世界を開発する。その後, Second Life内のオブジェクトを開発するためのユーザー用のツールに,amBXを対応させる。またSecond Life向けのソフトウエア開発キットも提供する予定である。ただし,こうした技術の公開時期は明らかにしていない。

 Philips社は,amBXに対応したパソコン・ゲームと連携して動く周辺機器を欧米市場で2007年4月に発売する。光を照らす「wall washer」や照明を組み込んだスピーカ,扇風機,手首で音を鳴らす「wrist rumbler」を含む。この四つの周辺機器含むパッケージの米国市場での定価は299米ドルという。他のパッケージも用意する。Philips社以外に英SpectraVideo plcが,amBXを利用した周辺機器の販売を予定している。amBXに対応したゲームを公開する企業には英The Codemasters Software Company Limitedや米THQ Inc.,英Sumo Digital Ltd.などがある。