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 電子情報技術産業協会(JEITA)がまとめた情報関連機器の市場調査結果によれば,ハード・ディスク装置(HDD)の世界市場は,2009年に約6億台まで拡大するという。パソコンの出荷が堅調に伸びており,それに連動するかたちで年率13%程度の成長が続く見通しだ。

 2006年の世界のHDD出荷台数は前年比14%増の4億1413万台だった。3.5型は同5%増の2億6201万台と小幅増だったが,2.5型以下は同33%増の1億5212万台と大きく伸びた。2.5型以下のHDDは主にノート・パソコンに使われているが,近年ではデジタル家電や車載機器など向けにも採用が進んでいる。こうした非パソコン向けの出荷は今後増える見込みで,出荷比率にして2006年の20%に対し,2009年は30%程度になるとJEITAは予測する。


HDD世界出荷台数の推移(JEITAの予測,単位:百万台)

 国内では,世界市場以上に非パソコン需要が盛り上がっている。HDDの国内出荷全体に占める非パソコン向けの比率は2006年で30~40%程度,2009年には50%程度になる見通し。こうした需要動向に連動して,国内市場は世界市場よりも2.5型以下の出荷比率が高いのが特徴だ。2006年のHDD出荷台数は前年比8%増の3018万台で,うち3.5型は同2%減の1542万台,2.5型以下は同21%増の1475万台だった。デスクトップ型よりもノート型のパソコン需要が旺盛なこともあり,2007年には2.5型以下のHDD出荷が3.5型を上回る見込みだ。


HDD国内出荷台数の推移(JEITAの予測,単位:万台)