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 ホンダは、中国の子会社である本田汽車零部件製造有限公司(CHAM)が佛山市南海工業園区に新設したパワートレーン系部品の生産工場が稼働開始したと発表した。同工場では、変速機やドライブシャフト、クランクシャフト、コネクティングロッドなどを生産し、中国にあるホンダの4輪車生産工場に供給する。変速機の生産能力は年間24万基。

 当初は、自動変速機と手動変速機、ドライブシャフトの加工・組み立て、エンジン部品の加工を手掛けるが、今後、日本から供給を受けている変速機用ギアの加工や、制御部品の生産工程も追加するという。同工場は、自動変速機と手動変速機の両方を生産し、ホンダの海外における自動変速機の一貫生産工場としては4番目となる。

 ホンダの中国における4輪車の生産能力は、広州本田汽車が36万台、東風本田汽車が12万台、輸出専用工場の本田汽車(中国)が5万台で、合計53万台となっている。新工場の稼働により生産拡大に対応できる変速機の供給体制を整えるとともに、パワートレーン部品の現地調達率を高め、コスト競争力の向上を狙う。