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 ルネサス テクノロジは,HDMI同士で接続した機器を,他の機器のリモコンなどで連動制御できるようにするCEC制御機能を備えたHDMI 1.3対応の受信IC「R8J66030FT」を開発した(発表資料)。例えば液晶テレビやPDPなどに向ける。

 開発品は,信号線1対当たりベースバンド信号の伝送速度が2.25Gビット/秒,ケーブル1本当たりに換算すると6.75Gビット/秒の信号まで受信できる。例えばRGB各色の階調数を12ビットにした36ビット・カラーで画素数1920×1080,フレーム周波数が60Hzの映像信号を受信可能になる。HDMIでの信号伝送に利用するTMDSは,3対のデータ信号線とクロック信号線を利用する。

 CECを利用すると,例えば,DVDプレーヤーの再生ボタンを押すとテレビの電源を同時に入れるといった機能を実現できる。CEC機能を応用した例として,シャープの「AQUOS ファミリンク」,松下電器産業の「VIERA Link」などがある。

 HDMIの入力端子数は3ポート。イコライザーを内蔵しており,例えば20mのケーブルを使って4.44Gビット/秒に当たる1080pの映像信号を受信できるという。入出力回路とアナログ回路の電源電圧は3.3V,内部の論理回路の電源電圧は1.8V。176端子のTQFPパッケージに封止する。2007年4月からサンプル出荷予定で,サンプル価格は1500円である。