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TDKが発表した半導体ディスク「GBDisk RA6」
TDKが発表した半導体ディスク「GBDisk RA6」
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SMARTの画面。各チップの使用ブロック数や不良ブロック数を把握できる
SMARTの画面。各チップの使用ブロック数や不良ブロック数を把握できる
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 TDKは2007年3月8日,NANDフラッシュ・メモリを使った半導体ディスクの新製品「GBDisk RA6」を発表した。POSシステムに接続されたレジ端末など産業機器向けに販売する。サンプル価格は8Gバイトの場合,8万円である。2007年4月に生産を開始する予定で,生産能力は月1万個としている。

 同製品の最大の特徴は,HDDなどで使われている,稼動状態を自己分析して故障診断などをする SMART(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)技術に業界で初めて対応したこと。フラッシュ・メモリの使用ブロック数や不良ブロック数を把握できるため,書き換え寿命を予測して事前に警告を出すことなどが可能という。「一般には不良ブロックの比率が全ブロックの20%を超えると寿命が来たと判断できる」(TDK)としている。

 GBDisk RA6の寸法は2.5インチHDDと同じ。インタフェースもATAなので,HDDをそのまま置き換えることができる。NANDフラッシュ・メモリはSLCタイプを採用しており,例えば8Gバイトのディスクでは1Gバイトのチップを8個搭載する。制御用ICは,自社開発の「GBDriver RA6」を採用した。

 インタフェースはUltraDMAに対応しており,バースト書き込みで23Mバイト/秒,ホストへの読み出しで24Mバイト/秒のデータ転送速度を持つ。4シンボル(40ビット)/1セクターのECC機能や,書き込み中の電源しゃ断時に書き込み対象データ以外のデータが破壊される「巻き添えエラー」発生の防止機能を有するという。