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 三井化学と積水化学工業は,2007年4月1日に三井化学が積水化学工業のトナー用樹脂事業を譲り受けることで合意した。三井化学はこの同意に基づき,複写機やプリンタ用トナーのバインダとなる樹脂の営業権と知的財産を,積水化学工業から買収する。両社が持つ樹脂設計技術を組み合わせることで,同事業の競争力を強化する狙いだ。

 三井化学では,トナー用樹脂を含む電子/情報材料事業について,機能材料事業の重点領域の一つと位置付けている。2006年4月には,米国と英国でトナー用樹脂を手がける現地企業との合弁会社を完全子会社化。これによって世界規模で運営体制を強化するとともに,販売戦略の一元化や生産/SCMの効率向上を進めてきた。今回の買収により,同グループの重点領域をさらに強化し,電子/情報材料分野での成長を目指すという。