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 東京大学先端科学技術研究センターバリアフリー分野とマイクロソフトは2007年3月14日,コンピュータ技術の支援により障害(障碍)のある若者の学習を支援する「DO-ITプロジェクト」を実施すると発表した。任意団体DO-IT Japanを設立し,会長には東京大学先端科学技術研究センター特任教授の中邑賢龍氏が就く。

 DO-ITプロジェクトは元々,米国Washington大学を中心に全米で実施されているプロジェクト。これを日本でも実践するに当たり,東京大学とマイクロソフトが協力することになった。米国では全大学生のうち約11%が何らかの障害を抱えている。これに対し日本では,わずか0.16%に止まっているという。コンピュータ技術を適切に使うことで,進学を断念していたこうした若者への学習機会を増やす狙いがある。例えば視覚情報の理解は困難だが,聴覚情報は理解できる障害であれば,音声読み上げソフトを利用することで教科書を理解できるようになる。

 具体的な活動としては,(1)障害を持つ高校生のための大学体験プログラムの実施,(2)体験プログラムに参加した学生や参加希望学生に対するオンラインでのメンタリング(指導),(3)米国で収集した技術活用事例の提供,を実施する。(1)の第1弾として,2007年7月25~29日に東京大学先端科学技術研究センターで体験プログラムを実施する。問い合わせ先は東京大学先端科学技術研究センター バリアフリープロジェクト 中邑研究室,(03)5452-5064,info@doit-japan.org。http://doit-japan.org/からも参加申し込みができる。