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 沖電気工業は,「業界最高水準」(同社)とうたう-40~85℃の温度範囲で,15mW出力できるFTTH向け半導体レーザ「OL4636L-ET」を開発した(発表資料)。発振波長は1490nmで,2.5Gビット/秒で伝送できる。同社従来品では,-5~70℃で15mW出力,伝送速度は1.25Gビット/秒までだった。温度範囲を広めたことで,屋外に設置される機器への搭載が可能とする。

 また1.25Gビット/秒から2.5Gビット/秒へと伝送速度を高めているため,FTTHの方式の一つ「G-PON」にも対応できるようになった。同社従来の1.25Gビット/秒対応品は,日本で主に採用されているFTTH方式「GE-PON」に向けていた。沖電気工業は今後,北米市場でのG-PON市場が本格化すると予測する。

 今回温度範囲を広げることができたのは,活性層の構造を改良したため。今後はさらに温度範囲を広げていく予定。-40~90℃で10mWの光出力,2.5Gビット/秒の伝送に対応するレーザも開発中で,2007年7月に発表するという。

 今回の製品は,2007年5月中旬からサンプル出荷予定で,サンプル価格は3900円。2007年3月25日~29日まで米国で開催される「Optical Fiber Communication Conference & Exposition and the National Fiber Optic Engineers Conference (OFC/NFOEC)」に併設される展示会場で出品する予定。なお,展示会の期間は2007年3月27日~29日である。