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 米Motorola Inc.は,家庭のAV機器に向けた高速無線インタフェースを開発するベンチャー企業のイスラエルAmimon社に出資する(発表資料)。Motorola社のベンチャー・キャピタルであるMotorola Venturesを通じたもの。出資額は明らかにしていない。

 Amimon社は,家庭の薄型テレビやセットトップ・ボックスなどの間で,非圧縮のHD動画を無線で伝送するためのインタフェース技術を開発している。同社が「WHDI(Wireless High-Definition Interface)」と呼ぶ技術で,最大1.5Gビット/秒程度のデータ伝送速度を確保でき,720pの画像を非圧縮で伝送できると主張する(Tech-On!の関連記事)。

 WHDIは5GHz帯を利用する。同社のこれまでの試作システムではIEEE802.11aの伝送回路などを応用していた。高速化のためMIMO技術と独自の信号処理技術を応用しているとするが,詳細は明らかにしていない。Motorola社は,無線によるHDTV伝送の市場が成長すると見ており,その技術候補としてAMIMON社のWHDIに期待しているという。なお2007年1月に米ラスベガスで開催したInternational CESでは,三洋電機がAMIMON社の技術を応用した無線プロジェクターを実演したという(発表資料)。