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 ヒロセ電機は,100%子会社のヒロセエンジニアリング(東京都大田区)を2007年6月に清算する方針を固めた。

 ヒロセエンジニアリングは有機EL材料の研究開発を目的に1995年3月に設立したが,有機ELパネル市場の立ち上がりが遅れ,売上高の数倍の赤字を出す状況が続いた。ヒロセ電機は今後の事業成立が困難とみて,有機EL材料事業からの撤退を決めた。「当初は2007年ころに市場が立ち上がると想定していたが,まだまだ時間がかかりそう」(同社広報)。

 これに伴って,ヒロセ電機の単独決算には約35億円の特別損失が発生する見込み。ただし,解散以降は投入費用が消滅するため,業績にはプラスにはたらくという。