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 フランスThomson社は,電子透かしによる映像コンテンツ保護技術「NexGuard」のセットトップ・ボックス(STB)版を発表した。伊仏合弁のSTMicroelectronics社のSTB向けSoC「STx7100」製品群にソフトウエアを実装したもので,IP放送や衛星放送,ケーブルテレビなどのSTBでの採用を想定する。2007年3月15~21日の「CeBIT 2007」と同年4月14~19日の「NAB 2007」で一般に公開する。

 NexGuardは,視認できるマークや視認できないマークを映像に埋め込み,このマークに持たせた情報を特定の方法で読み取る,いわゆる電子透かし技術である。STBの固有IDなどの情報をSTBからの映像出力に埋め込めるという。著作権侵害となる流通の出所を特定可能ことで,映像コンテンツの著作権保護につなげるのが狙いである。対応する映像の符号化方式はMPEG-2,MPEG-4 AVC/H.264,VC-1である。HDMIインタフェースでの映像出力のほか,アナログのコンポジット信号やコンポーネント信号での出力にも対応する。

「2007 International CES」のときにThomson社が展示していた「NexGuard」の説明パネル
「2007 International CES」のときにThomson社が展示していた「NexGuard」の説明パネル
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