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 燃料電池車で使用する燃料や,燃料供給のためのインフラなどの統一基準の策定を進めている通商産業省資源エネルギー庁は,燃料電池車の燃料として水素を有力視していることを明らかにした。そして「現行のインフラを最大限利用し,水素を供給できる体制をすばやく整えたい」(資源エネルギー庁新エネルギー対策課)という。

 具体的には,現行のガソリン・スタンドにガソリン改質器や天然ガス改質器を設置し,スタンド内で燃料を改質,取り出した水素を燃料電池車に直接供給する。「改質器設置のための補助金制度を実施するとともに,燃料の取り扱いなどに関する法規制の整備も進める方針」という。

 すでに同庁は自動車メーカや石油会社,ガス会社などから成る「燃料電池実用化戦略研究会」を1999年12月に発足させ,月1回の割合で話し合いを進めている。2000年5月末までには,燃料を正式に決定する計画。

 なお,詳細は『日経エレクトロニクス』2/14号,解説「普及への突破口が見えた,転換点迎える燃料電池」を参照。