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 韓国Samsung Electronics,Co.,Ltd.,伊仏合弁STMicroelectronics社,イスラエルMetalink Ltd.,の3社は,IEEE802.11nの草案仕様に準拠した無線LAN機能やHDTVの映像信号の処理機能を備えたセットトップ・ボックス(STB)製品「SMT-H6155」を開発した(英語の発表資料)。3社はドイツのハノーバー市で開催中の展示会「CeBIT 2007」で通信の実演を披露しているという。

 SMT-H6155は,IP(internet protocol)を用いてテレビ向けの映像信号を伝送する「IPTV」機能を備えたSTB。HDTVの映像信号を無線LANで伝送できるのが特徴である。MPEG-4 AVC(H.264)や米Microsoft Corp.の「VC-1」といった方式に対応する動画像符号化を実行できるSTMicroelectronics社のデコーダLSI「STi7109」と,Metalink社の802.11n草案対応のチップセット「WLANPlus」を搭載する。

 Metalink社のWLANPlusシリーズは,RFトランシーバIC「MtW8150」とMAC層およびベースバンド処理IC「MtW8170」からなる(関連記事)。2×3のMIMOに対応し,複数のHDTV映像信号を最大100フィート(約30.5m)無線で伝送できるという。