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 松下通信工業は,3月下旬からサービス開始予定の自動料金収受システム(ETC)向け車載ユニットを初公開した。ユニットは,ICカードを挿入する本体(写真右)とアンテナ部(同左)から成る。

 外形寸法は,本体が15cm×7~8cm×1cm程度,アンテナ部が4~5cm×3cm×1cm程度。システム価格は4万円程度になる見込み。なお,従来,本体には料金などを表示するモノクロ液晶を搭載していたが,「文字が小さく,見にくいといったことがあるため,液晶パネルの搭載をやめた。代わりに,音声でドライバに情報を伝えるようにした」としている。

 カーナビと接続した場合,ETCゲートに近づくと,カーナビのモニタに料金所の拡大図やどのゲートがETCゲートなのかを表示する。カーナビと接続せずに単体で使う場合,本体に内蔵したスピーカが「およそ2kmで料金所です。ETCレーンがあります」,「左側(中央,右側)のETCゲートへお進みください」といった音声でドライバを誘導する。