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 現在、米デトロイト市で開催されている「SAE2000 World Congress」で、独BMW AGはエアコンやラジオ、ライトなどの電源に燃料電池を使った水素自動車の詳細を明らかにした。この自動車はBMW7シリーズをベースに開発され、1999年のFrankfurt Motor Showで発表したものである。

 燃料電池は固体高分子型で、米International Fuel Cell社製。液体水素を燃料として駆動し、エアコンやラジオ、ライトなどの電源として用いる。燃料電池本体はトランクの側面内部に搭載している。スタック本体の重量は22kg、容積は20L、システム全体としては同45kg、同48L。出力は5kWである。液体水素タンクの容量は120Lで、車両の後方に搭載した。このタンクの液体水素は燃料電池のみならず、車両の主力動力源である水素エンジンの燃料としても使用する。