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 松下電池工業は、出力密度が2400W/kgと高いハイブリッド車向けLiイオン電池モジュールを2000年5月16日~19日に開催された松下グループの「Industry Exhibition 2000」で展示した。「現在、トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」などに使われているNi水素2次電池の性能を大幅に上回る」(松下電器産業 電池開発センター 所長の津田信吾氏)。このLiイオン電池が実用化されれば、ハイブリッド車の加速性能や登坂性能などが大幅に改善されることになる。

 開発したモジュールは、Liイオン2次電池セルを8個直列に接続したもので、端子電圧は28.8Vである。外形寸法は、78mm×192mm×150mm、質量は2.5kg、エネルギ容量は5Ah、重量エネルギ密度は60Wh/kgである。

 製品化については未定という。「安全性の確保やコストの低減、寿命の確保などの課題がまだ残っている」(松下電池工業)からだ。説明員は個人的な見解として「実用化までには5年程度かかるのでは?」と語った。