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2006年第4四半期におけるPDP出荷台数のメーカー別シェア
2006年第4四半期におけるPDP出荷台数のメーカー別シェア
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 米iSuppli Corp.は,世界のPDP市場の調査結果を発表した(発表資料)。2006年のPDP生産台数は1000万台で,売上高は77億米ドル。2006年第4四半期のPDP出荷台数は,同第3四半期比4%増の270万台となった。同社によれば,2006年第4四半期には韓国メーカーがシェアを落としただけでなく,出荷台数においても減速傾向を示したという。
 
 第4四半期における出荷台数のメーカー別シェアを見ると,松下電器産業が37.3%で首位を維持。韓国LG Electronics,Inc.は24.2%で2位となった。3位は20.1%の韓国Samsung SDI Co.,Ltd.。4位は富士通日立プラズマディスプレイの10.7%,5位はパイオニアの6.8%だった。

 出荷台数の増加にも関わらず,サプライチェーンやパネル・メーカーなどは,今後この市場で利益を維持するのが難しいとiSuppli社は分析する。液晶パネルやマイクロディスプレイ(MD)方式の背面投射型ディスプレイとの競合によって,PDPの価格下落は避けられないとする。同社によれば,年間13%低下している平均販売価格(ASPs)のため,PDP市場の売上高は今後5年間でわずかな増加しか見込めないという。

 ASPsが下落し,メーカーの売上高の見通しが暗い中で,PDPの生産を拡大している唯一のメーカーは松下電器産業。同社は大画面のPDPの需要が拡大することを期待しているが,他のメーカーは市場の状況を見ており,生産ラインの稼働率を70%程度に抑えていると分析する。
 
 2007年のPDPの生産台数は1340万台となる見通し。2007年からは年平均成長率14%で増加し,2011年には2270万台に達する見込みだという。