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 Design Systems, Inc.は,両社の合併に伴なうQuickturn社株式の交換価格を14米ドル/株から15米ドル/株に上げると発表した(リリース文)。昨年末に,米Mentor Graphics Corp.が同株式の現金買い取り価格を14米ドルに上げると発表したのに対抗した格好だ(関連記事)。交換価格を上げることで,自社による買収の方がMentor社による買収よりも優位になることを強調した。

 今週金曜日の1月8日には,Mentor社の要求によりQuickturn社の臨時株主総会が開かれる予定になっている。Mentor社は,その場でQuickturn社の役員の交代を提案する計画。Mentor社が推す新役員への交代をねらう。Cadence社は今回のリリースのなかで,Cadence社とQuickturn社の合併が順調に推移さえるために,役員交代動議には反対するよう株主に呼びかけている。

 一方,Mentor社は今回のCadence社のリリース文に対抗する内容の発表を行なった(リリース文)。具体的には投資アドバイスなどを業務とする米Institutional Shareholder Services (ISS), Inc.(ホームページ)が出した,「Mentor社の役員交代動議に賛成した方が優位」という内容のコメントを紹介した。