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 米Mentor Graphics Corp.は,1999年1月8日,米Quickturn Design Systems, Inc.株式のTOB(公開買い付け)を終了すると発表し(リリース文),Quickturn社の買収を断念した。同時に,同日にQuickturn社の臨時株主総会を開催するという要求を徹回した。思うように株式の譲渡予約を集められなかったMentor社は,Delware連邦地裁に同臨時総会の延期命令を出すよう要請した。しかし,同地裁がこれを拒否したため(Mentor側リリース文,Quickturn側リリース文),TOBそのものの中止を発表するに至ったようだ。Mentor社社長のWalden C. Rhines氏は「これ以上のTOB継続は自社の株主の利益につながらい。(米Cadence Design Systems, Inc.社長の)Jack Harding氏には祝福を贈りたい」とのコメントを出した。

 Mentor社のTOB中止の発表を受けQuickturn社もリリースを発表した。Quickturn社社長のKeith R. Lobo氏は「TOB中止を歓迎する。われわれは,Cadence社との合併が最良解だと確信している。できるだけ早急に合併の作業を完了する」とのコメントを出した。