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 マツダは,同社製やフォード製のクルマに対して情報提供サービスを行なう会社が2000年半ばをメドに設立されることを明らかにした。現在,情報提供サービス会社は各自動車メーカが独自に設立,運営している。たとえば,トヨタ自動車がトヨタメディアステーション,日産自動車がコンパスリンク,本田技研工業がインターナビを運営する。これに続いて,マツダも独自の情報提供サービス会社を運営する計画。

 ただし,マツダが情報提供サービス会社を自社グループとして設立するのではなく,マツダ以外のメーカによって立ち上げられるという。この設立された会社に,マツダが運営費や供給されるコンテンツなどの対価を支払う形態になる。入会金や会費は無料にする計画。

 サービスは,ユーザがカーナビからインターネットを介して情報提供サービス会社にアクセスすることで実施される(左写真は,パソコンで情報提供サービス会社にアクセスした場合で,トップ・ページの画面が見えている)。電子メールの送受信,コンビニエンス・ストアやレストラン,ガソリン・スタンドなどの位置情報といったコンテンツの供給を考えている。「本田が運営するインターネビに近いものになる」(同社説明員)という。

 このほかのサービスとしては,ユーザの車検情報などをサービス会社側からユーザに知らせるといったことも検討している。さらに,カーナビのCPUを使って自動車の状態を常にチェックし,故障が生じたときには自動的に故障状況をサービス会社に知らせる。そして,サービス会社が故障への対処法などをユーザに伝えるといったサービスも考えている。「こうしたサービスを,マツダとユーザのコミュニケーション・ツールとして活用したい」(同社説明員)という。