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 建設省は,歩行者向けITSの実用化に取り組み,2000年度から民間企業との共同研究を開始する。2001年度以降は,全国十数カ所で地域や利用者の参加を得た社会実験の実施を計画している。最終的には2002年度以降,歩行者ITSを全国で展開すること目指す。

 こうした計画に基づき,建設省では8月下旬ころから共同研究を実施する企業を公募する。共同研究は建設省土木研究所が実施する。公募に関する資料の配布や公募説明会の開催については,建設省土木研究所のホームページ(www.pwri.go.jp)や建設省道路局のITSホームページ(www.moc.go.jp/road)に掲載する予定。

 歩行者ITSは,高齢者や障害者を含む歩行者などが安全,安心,円滑に移動できる環境を提供するシステムである。地上に設置するインフラ機器と利用者の携帯端末機器などを利用することで,歩行者などに精度の高い現在位置を伝えたり,段差や危険個所などの状況を目の不自由な人や高齢者に知らせる。さらに,歩行者などのニーズに対応した経路案内や,公共交通機関などに関する情報提供も行なう。