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 九州電力と三菱重工業は共同で,エネルギ密度を従来に比べて2割程度高めたMn系Liイオン2次電池を開発した。電機自動車や無停電電源装置などに向ける。

 Liイオン2次電池は,正極で用いる材料によってCo系,Ni系,Mn系の3種類に分かれる。このうちMn系は,Co系やNi系に比べて材料コストが安い,安全性が高いという長所があるものの,エネルギ密度が低い,充放電サイクル寿命が短いという課題を抱えている。今回開発されたMn系Liイオン2次電池は,重量エネルギ密度が従来に比べて2割程度高い150Wh/kgを実現した。充放電サイクル寿命は1000回以上の見込み。電気自動車に搭載した場合,400km程度走行できるという。

 今後,両社は実用化に向けて,電気自動車や電力貯蔵用途に向けたフィールド試験を実施する計画。