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 JSRと近畿大学は,高分子材料の共同研究施設「近畿大学分子工学研究所―JSR機能材料リサーチセンター」を,近畿大学産業理工学部キャンパス(福岡県飯塚市)内に設立した。2007年4月1日に本格稼働を始める予定。同センターでは,エレクトロニクスや環境・エネルギ,医療といった事業領域ごとに,製品開発につながる基礎研究を行う。

 同センターの始動によってJSRが目指すのは,高分子材料の基礎研究を継続して進めるための環境を整えること。同社は,製品開発につながるテーマを設定し,研究を進める。さらに,同社の研究者と国内外の研究者,研究機関との交流を図ることで,最先端の技術動向を把握する。

 一方の近畿大学は,産学共同の活動によって学内の研究/教育の活性化を図る。学外から客員研究者や研究員を招請することで研究活動のレベルを高めるほか,実践的な研究/教育の機会をつくる狙いだ。

 同センターの延べ床面積は1720m2。九つの実験室のほか,テレビ会議室などを備える。当初は数人の博士研究員が活動し,将来は数十人レベルに増員する計画。所長には,近畿大学分子工学研究所所長の遠藤剛氏が就く。