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 米GartnerGroup Dataquest部門と日本ガートナーグループのデータクエスト部門は,1999年世界半導体市場予測アップデート(最新暫定値)を発表した(英語リリース文日本語リリース)。それによると,1998年まで不振を続けた世界半導体市場は,1999年に急回復し,前年比15%成長すると予測。特に後半に高い伸びを示し,1545億米ドルに達すると見込む。パソコンの低価格化,米国市場の軟化というマイナス要因を,2000年問題対策の特需が大きく上回り,高い成長を得られるとする。

 例年,データクエストは強気の予測を行なうが,今年は際立っている。たとえば,1998年10月に8.0%程度の成長を見込むと発表した米IDC(International Data Corporation:1998年10月のリリース文)は,「DRAMの価格が安定しているため,上方修正は必要だが,15%まではいかないだろう。10%~15%の間になるとみている」(IDC Japanコンポーネント セミコンダクターディレクター,シニアITアナリストの南川明氏)。WSTS(世界半導体市場統計)は,1999年の成長率を+6.6%と予測した(1998年10月:関連記事)。一方,米ICE(Integrated Circuit Engineering)Corp.は厳しい予測を立てている(1998年12月:関連記事)。1999年はゼロ成長とみる。