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 米Synopsys, Inc.は,W-CDMA (Wideband-Code Division Multiple Access)用システムLSIの設計キットを発売すると発表した(リリース文)。具体的には,W-CDMAの処理に対応した,アルゴリズム・レベルのモデルを用意する。これらのモデルは,同社のディジタル信号処理システム開発ツール「COSSAP」で使う。COSSAPは,こられの高レベル・モデルなどを基にして,W-CDMA用システムLSIのランダム論理部になる「論理合成可能なHDLモデル」を作成したり,DSPコアやCPUコア部で処理する「ソフトウエア」を作成したりする。

 W-CDMA用システムLSIの設計キットには,汎用のアルゴリズム・レベル・モデルとW-CDMA に特化したモデル(チャネル・エンコーディング/デコーディング,レート・マッチング,OVSF(orthogonal variable-length code)生成,スクランブル・コード生成,RAKEレシーバなど)からなる。これらのモデルを使うと,W-CDMAのリンク・レベルに対応したアルゴリズムの検証ができるという。

 Synopsys社は,この設計キットの発売と同時に,同社の設計サービス部門「Professional Services」でも,W-CDMAなどの第3世代移動通信システム向けシステムLSIの設計サービスを強化する方針を打ち出した。

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