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 米Advanced Micro Devices(AMD), Inc.は,同社のフラッシュEEPROMの論理シミュレーション・モデルを,米Denali Software, Inc.の「SOMA Specification of Memory Architecture)」言語形式で供給すると発表した(AMD社リリース文,Denali社リリース文)。AMD社は,インターネット上で公開中のフラッシュEEPROMのデータシートに,今回のSOMA形式モデルに添付する。

 Denali社は,メモリ向けシミュレーション・モデル作成ツール「Memory Modeler」を供給するEDAベンダ。Memory Modelerはメモリの仕様から,VHDLやVerilog-HDL論理シミュレータなど向けのシミュレーション・モデルを作成するツールである(デバグ・ツールなども含む)。Memory Modelerの発売当初は,チップ・ユーザがデータシートなどを参考に,対象のメモリの仕様を自ら入力していた。SOMAは,モデルの中間形式を記述するためのDenaliの独自言語。SOMA言語のモデルを入手すれば,チップ・ユーザは仕様を入力する手間を省ける。半導体メーカも,ユーザのデータ入力誤りによるシミュレーションの不具合を防止できる。

 Denali社の国内代理店のスピナカー・システムズ(ホームページ)によれば,AMD社のほかに米Cypress Semiconductor Corp.や米Motorola, Inc., 米IBM Corp.が同様にSOMA言語形式のモデルをインターネット経由で供給している。また,近く国内半導体メーカも同様の形式でモデル供給を始める予定という。