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表1 小型および中型ディスプレイの用途別平均販売価格と成長率
表1 小型および中型ディスプレイの用途別平均販売価格と成長率
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表2 小型および中型ディスプレイの技術別平均販売価格と成長率
表2 小型および中型ディスプレイの技術別平均販売価格と成長率
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 米DisplaySearch社は,2006年第4四半期の小型および中型ディスプレイ市場の価格調査の結果を発表した(発表資料)。市場全体の円ベースの加重平均販売価格は直前四半期と比べて13%安くなり,前年同期比では25%安い1090円だった。ドル・ベースでは9.25米ドルである。

 用途別に平均価格を見ると,中型および小型ディスプレイの主要な用途である携帯電話機向けディスプレイの平均販売価格は,円ベースで直前四半期比5%減,前年同期比17%減の1124円,ドル・ベースでは9.54米ドルだった。PDA向けディスプレイの円ベースの価格は前年同期比20%減の3456円,車載機器向けディスプレイは同6%減の8011円,デジタル・スチル・カメラ向けディスプレイは同24%減の1206円だった。

 技術別に見ると,アモルファスSi(a-Si) TFT液晶ディスプレイの円ベースの平均販売価格は直前四半期比6%減,前年同期比20%減の1834円だった。ドル・ベースでは15.57米ドルである。低温多結晶Si(p-Si) TFT液晶ディスプレイの円ベースの価格は直前四半期比6%減,前年同期比21%減の1711円。ドル・ベースでは14.53米ドルだった。カラーSTNディスプレイの価格は前年同期比28%減の648円。価格下落率はTFT液晶ディスプレイより大きく,競争の激化が要因という。しかし,出荷枚数シェアにおいてはカラーSTNディスプレイの替わりに,TFT液晶ディスプレイが増加し続けている。

 2007年第1四半期の小型および中型ディスプレイの平均販売価格は,2006年第4四半期と同水準となる見通し。第2四半期は第1四半期と比べて6%の減少を見込む。この予測が現実となれば,2007年第1四半期と第2四半期の前年同期と比べた平均販売価格は,それぞれ17%と18%の減少にとどまり,前年の下落率と比べて改善した結果となる,とDisplaySearch社は分析する。