PR

 「300mmウエーハ量産ラインへの投資では,LSIメーカーの経営者の経営判断が強く問われるようになる」。このような指摘がLSIメーカーやインフラストラクチャ・メーカーの経営者や技術者,証券アナリストから多数出てきた。このような状況の中,日本LSIメーカーの300mm量産ラインへの投資判断が遅れていることへの危機意識が高まっている。

 300mmウエーハ量産ラインは,現状では1500億円とも2000億円ともいわれる投資規模が必要である。この一方でLSI市場は現在非常に活況であり,現在の状態が今後も続けば300mm量産ラインへ投資しても十分に回収できる状況である。ただし,現在の好況が投資から1~2年かかる300mm量産ラインの稼働まで続くかは予断を許さない。このような状況の中,海外メーカーを中心とした300mm量産ラインへの投資が相次いで発表されている。一方,日本のメーカーは一部を除いて300mm量産ラインへの投資を決定していない。

 これに対し,「戦略的な判断に基づいて300mm量産ラインを設置しないことを決めているところは良いが,判断を先送りしているLSIメーカーが問題」との指摘が多数出てきた。このようなLSIメーカーは300mm量産ラインで先行するところへの対策を持たないため,先行メーカーに対して大きく遅れることになるという。詳細は日経マイクロデバイス2000年9月号特集に掲載予定。