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米Frequency Technology Inc.は,クロック・トリー解析ツール「Cartier」を発売した(リリース文)。LSIの内部配線の3次元抽出モデリング・ツール「Columbus」を基にした製品。米Avant! Corp.の「Star-Hspice」などの回路シミュレータと組み合わせて使う。

 使い方は以下の通り。まず,解析したいクロック端子を指定する。今回のツールがクロック・トリーを抽出し,その回路シミュレーション用モデルを作成する。このモデルを回路シミュレータに渡し,結果を受け取る。そして,今回の製品がクロック・トリーの各ノードごとに,遅延時間やスキューをまとめて,結果のレポートを作る。

 さらに,同社はColumbusのバージョン・アップを発表した(リリース文)。新バージョンのColumbus 2.0では,解析の際に,精度と処理時間が選べるようになった。たとえば,標準モードでは精度が±5%だが,高速モードでは精度は±15%で処理時間は20倍速くできるという。米Cadence Design Systems, Inc.の「Dracula」または米Mentor Graphics Corp.の「Calibre」の形式でデータを入力した場合,精度と処理時間の選択肢は2種類,Cadence社の「LEF/DEF」形式の場合は選択肢は6種類になる。