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 米Hewlett-Packard Co. とベルギーFrontier Design社(ホームページ)は,第3世代移動体通信システム(IMT2000)の設計に関して提携した。HP社のEEsof部門(ホームページ)とFrontier Design社は,W-CDMAやCDMA2000,GSMシステム向けにEDAツールやIPコア,システムLSI設計サービスを提供していくという。

 今回の提携の骨子は以下の通り,HP社EEsof部門がFrontier Design社に,EDAシステム「HP Adavanced Design System」およびW-CDMAやCDMA2000,GSM向けの回路ライブラリを提供する。Frontier Design社は,これらと自社のEDAツールを使ってIPコアやシステムLSIを開発し,HP社EEsof部門の顧客に提供するという。

 Frontier Design社は,C言語などで記述したLSIの設計データを入力すると,VHDLまたはVerilog-HDLコードを出力するツール「A|RT Builder」と浮動小数点演算を固定小数点演算に変換するためのツール「A|RT Library」を開発・販売している。

 なお,Frontier Design社は1999年1月末に行なわれたEDAテクノフェア'99(関連記事)で,日本におけるビジネスで半導体商社の丸文(ホームページ)と協力していくことで合意したと発表した。

お知らせ:この記事の掲載当初,「A|RT Builder」を動作合成ツールと紹介しましたが,1999年4月現在は,動作合成の機能(スケジューリングやリソース・シェアリングなど)が含まれていないことがわかりました。このため,「C言語記述をHDL記述に変換するツール」に改めました。Frontier社によれば,同機能は将来搭載される予定です。