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 300mmウエーハを使った量産技術を確立するため,米国のLSIメーカーが中心にInitiative(I300I)を設立した。日本の半導体先端テクノロジーズ(Selete)とJ300(Japan 300mm Semiconductor Technology Conference)の二つを合わせた役割を担う組織である。ここで陣頭指揮を執るのが,General Manager のFrank Robertson氏である。

 300mmへの大口径化は,LSIの低コスト化のために2000年以降に必須の手段と見なされている。しかし開発費が大き過ぎることから,どのLSIメーカーも開発の先陣を切ることには尻込みしていた。この状況を打開するため,日米それぞれに300mmウエーハを使った量産技術を確立するための組織が出来た。

 米国が中心になって設立したI300Iには,日本側の組織に比べて資金が少ない,欧韓台のLSIメーカーが参加しているために意見調整が難しいなどの課題がある。これらを克服しながらI300Iを推進しているのが,Frank Robertson氏である。日本側との組織との意見調整を進めて,1998年までに0.25μm,300mmの世界的な量産技術の確立を目指している。「標準化案をまとめる作業は順調に進んでいる」と同氏は自信を見せる。