PR

 米Sapphire Design Automation, Inc.は,解析および最適化処理を一体にしたLSIの配置ツール群を発売した(リリース文)。すなわち,「FormIT」,「NoiseIT」および「PowerIT」である。

 このうち,FormITが中核となるツールである。論理合成結果を受け取り,配線ツール向けのデータを出力する。このツールの入力は,ゲート・レベル・ネットリスト,設計制約,フロアプラニング結果,既配線情報,回路ライラリ(.libおよびDEF),半導体プロセス・パラメータである。出力は,DEF で表した詳細配置結果,配線指針になる。FormITは,イベント・ベースのダイナミック解析を行ない,その結果を参考に配置を決める。配置結果を改善するためには,回路の変更も行なう。タイミング,面積などを最適化しながら配置設計を行なう。ダイナミック解析時には,配置位置の違いによる配線負荷の変化を考慮するなど,詳細な解析を売り物にするという。

 NoiseITとPowerITは,FormITのアドオン・ツールといえる。それぞれ,雑音および消費電力に関する解析と最適化(回路変更やトランジスタの調整など)を行なう。いずれのツールも米Sun Microsystems, Inc.のワークステーションで動作する。即日出荷。米国価格はFormITが18万5000米ドル,NoiseITが10万5000米ドル,PowerITが7万5000米ドルである。

関連記事