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 米Cadence Design Systems, Inc.は,プリント回路基板設計用EDAシステム「Allegro」の機能強化を図ったと発表した(リリース文)。目玉は,DFM(design for manufacturability)機能の強化という。昨年秋に結んだ米Valor Computerized Systems社(ホームページ)との提携により,これを実現した。具体的には,ユーザ独自の組み立てに関する検査基準を入力できるようにした。また,テストに関する検査基準には16種類のパラメータを追加した。

 さらに,再利用機能の強化も図った。回路図エディタ(Cadence社のConcept)とレイアウト・ツールの再利用機能を連携させた。Concept側で再利用したい回路を指定すれば,Allegroに設計データを移す際に,再利用に関する情報も伝わるようになった。