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 米Model Technology, Inc.(米Mentor Graphics Corp.の100%子会社)は,同社のHDL論理シミュレータ「ModelSim Elite」をバージョン5.3にアップ・グレードした(リリース文)。アップ・グレードの目玉は三つ。(1)シミュレーション時間解析(パフォーマンス解析)機能の追加,(2)コード・カバレッジ機能の追加,(3)RTL(register transfer level)のVerilog-HDLコードの処理能力向上という。

 同社によれば,パフォーマンス解析機能が付属したHDL論理シミュレータは今回が初めてという。この機能を使って,設計者は,検証対象のHDLコード全体から処理時間がかさむ部分を見つけ出し,その部分を書き換えることでシミュレーション全体の処理時間短縮を図れる。設計の最終段階の検証である「レグレッション・テスト」で特に役立つ。コード・カバレッジ解析結果は,グラフィカルな表示が可能。また,RTLのVerilog-HDLコードの処理能力は既存製品に比べて2~5倍に向上したという。ModelSim Elite version 5.3の出荷開始は1999年第2四半期の予定。