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 東芝とソニー・コンピュータエンタテインメントによるLSI生産の合弁会社設立(関連記事)の会見に出席した,ソニー代表取締役社長の出井伸之氏は,新会社設立の意義について語った。

 「成功すればという前提つきだが,次世代プレイステーション向けチップほど大量に製造される可能性があるシステムLSIはないだろう。今後はDRAMに代わってシステムLSIが半導体製造技術をドライブするかもしれない。次世代プレイステーション向けチップで0.18μmルールのシステムLSI製造技術を立ち上げられるのは,ディジタル・テレビ受像機やセットトップ・ボックスなどのディジタル家電でリードを保つための大きなメリットになる」(出井氏)という。

 レンダリングLSIを当初,ソニー国分の工場で製造することについては,「すでに国分の工場には3000億円を投資したが,稼働率が低かった。この負担が重たかった。レンダリングLSIの製造で稼働率が上がることで,利益改善につながる」(同氏)と語った。

 次世代プレイステーション向けのコンテンツ・ビジネスについても言及した。「(インタラクティブ性のない)既存の映画や音楽はリニアなコンテンツといえる。これに対して,次世代プレイステーションを使えばインタラクティブなコンテンツを実現できる。新しいコンテンツの世界を切り開ける。すでにハリウッドが興味を示し始めた」。

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