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 米Sun Microsystems, Inc.は,「picoJava」および「microSPARC」,「UltraSPARC」のIPコアを公開する(リリース文)。インターネットを通じて登録すれば(登録のホームページ),アーキテクチャの仕様,レファレンス・マニュアル,命令セット・シミュレータ,RTLのVerilog-HDLモデルをダウンロードできるようになる。入手したIPコアは,研究や社内での評価に使う場合には無償で利用できる。製品として出荷する場合はSun社に別途ロイヤリティを支払う必要がある。半導体メーカや機器メーカは,ダウンロードしたIPコアを改変して利用することもできる。命令セットを独自に拡張することも可能。ただし,入手したIPコアを使った製品を販売する場合にはSun社の用意したテスト・ツールを使い,互換性テストを実施しなければならない。これにパスしない製品は出荷が認められない。

 Sun社は従来から「PersonalJava」,「Embedded Java」といったソフトウエアに関しては同様のライセンス方式を採っていたが,ハードウエア(LSI)でこのようなライセンス方式を取った例はないという。今回Sun社は,同社のIPコアを利用した製品の開発を促進するためにIPコアの公開に踏み切った。無料で研究や評価ができるようにすることにより,IPコアを導入する際のしきいを低くした。

 picoJavaのIPコアは1999年3月末から,microSPARCのそれは1999年の夏の終わりにダウンロード可能になる。UltraSPARCは1999年末までに利用可能になる。

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