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 台湾TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Co. Ltd.)は,歩留まり向上のために,インターネットを利用する新ツールを提供すると発表した(リリース文)。名称はTSMC-YES (Yield Enhancement System)。同社の顧客にインターネット経由で各種データを提供する。たとえば,開発中の製造プロセスに関する各種テスト・データを送り,顧客の手元でビジュアルに表示する。TSMCと顧客が情報を共有し,トラブル・シューティングに共同で取り組むことで,歩留まり向上や開発期間の短縮が期待できるという。

 これまでにもシリコン・ファウンダリから顧客には,製造プロセスに関する各種のデータが提供されたが,多くの場合,表形式にまとめられた「生」のデータだった。今回は,Windows NTで走るビジュアライゼーション・ツールを顧客に提供することで,顧客が自らデータを加工する手間を省いた。

 なお,リリース文には,米Altera Corp.のFrancois Gregoir氏(senior director of technology)が,TSMC-YESを評価するコメントを寄せている。また,TSMC-YESの開発元はACME Systems社という。