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 米国の調査/コンサルティング会社のCollett International, Inc.は,日本のエレクトロニクス・メーカのシステム(機器)部門と半導体部門に対してシステムLSI開発の問題点などを聞いた調査結果を36th DACで公表した。国内エレクトロニクス・メーカは,システム部門と半導体メーカ部門が協力すれば,海外メーカに対して競争力をもつと言われながら,それはなかなかうまく進んでいない。今回の調査でも,改めてそれが指摘された。

 たとえば,「システムLSIの開発で社内のシステム部門のIPコアを使いたい」という半導体部門は約25%に過ぎない。これは,「半導体部門内開発のIPコアを使いたい」という回答の半数に満たない。また,「システム部門と半導体メーカが親密に協力すべき」と答えた半導体部門は64%だったのに対して,システム部門では54%どまりだった。一方,「それほど協力が要らない」と答えた半導体部門は4%に過ぎなかったが,システム部門は11%だった。半導体部門のやや「片思い」の状況はまだしばらく続きそうだ。