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 オリンパスは,2006年度(2006年4月~2007年3月)の連結決算を発表した。売上高は1兆617億円,営業利益は987億円,当期純利益は477億円を計上。前年度と比べて,それぞれ8.6%,57.9%,67.3%増加した。通年の売上高が1兆円を超えるのは初めてのこと。デジタルカメラなどを含む映像事業において収益が大幅に改善し,全社での大幅な増益を後押ししている。

 映像事業の売上高は2943億円(前年度は2545億円),営業利益は272億円(同47億円)。デジタル・コンパクト・カメラの販売が好調だった上,欧州でデジタル一眼レフカメラの新製品を発売したこともあり,販売台数が大幅に伸びたという。「完全防水・耐衝撃・防塵」が特徴の「μ SWシリーズ」や初心者向けの「FEシリーズ」などが特に好調だった。加えて,構造改革の成果が,原価率低減や商品力の強化といった形で実を結びつつあると,同社では見ている。

 映像事業以上に同社の業績をけん引しているのが,医療用内視鏡や内視鏡関連器具を扱う医療事業。同事業では,売上高3117億円(前年度は2663億円),営業利益878億円(同766億円)を計上。順調に業容を拡大した。

 2007年度の業績見通しは,売上高が1兆1500億円,営業利益が1070億円,当期純利益が500億円。映像事業では,新製品投入によって増収を見込むが,デジタル一眼レフカメラの販売促進費や開発投資継続の影響によって減益に転じるという。医療事業に関しては,増収・増益を見込む。

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